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東日本大震災により被災した地区集会所の建て替え計画である。町内会から選出された建設委員会との話合いを重ね、「カギのいらない集会所」を目指しました。
屋内ひろば(集会室)・軒先ひろば・青空ひろばに向かって天井を高く確保し、管理棟(みんなの台所、団らん室、倉庫)は木板で覆うことによって町のシンボリックな場所となるように意識した。また集会室メインの壁を敢えて完成させず、ワークショップを行うこととした。町内の方にご参加いただき、黒板塗料と漆喰で仕上げたメインの壁は他の場所にはない自分たちで手を加えたというオリジナル性がある。
団らん室には南蒲生の歩みなどアーカイブスペースを設けている。