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計画地は閑静な住宅地に位置し、東側道路とは70cm程の高低差がある丘陵地を
造成した敷地です。5台分の駐車場を確保する為、道路境界から大きくセットバックした位置に大小のキューブが2つ重なったボリュームを配置しました。
1階は開放的な吹抜けに面するブルーの壁を中心として、木のぬくもりがやさしい畳敷きの寝室、リビングと目線の高さを合わせたセミオープンキッチンが並びます。キッチンの近くには洗濯コーナーや浴室等の水周りを配し家事動線がスムーズになるよう配慮しました。
ブルーの壁を伝って2階へと進むと壁の裏には子供たちのフリースペース。一つだけ個室を用意しこれから成長する過程に合わせた使い方が出来るようにしました。吹抜けと個室の間に開いた大小の開口は空間に繋がりとリズムを生んでいます。又、玄関から直接アクセスできる書斎は、充実した書庫と床や天井を貼らずに仕上げた天井の高い空間で落ち着いて作業できるお父さんの特別な場所です。