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かくれんぼハウス
かくれんぼハウス
  • 用途:専用住宅
  • 所在地:仙台市青葉区
  • 竣工:2008年3月
  • 構造規模:木造2階建て
  • 担当者:佐藤 忠幸、加藤 綾、佐藤 丹音(元所員)
  • 建築面積:87.42㎡
  • 延床面積:124.22㎡
  • 設備:FFファンヒーター(石油)、エコキュート(電気)
  • タグ: #吹き抜け #宮城 #対面キッチン
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計画地は新興住宅地にある南面道路の陽辺りが良い矩形の土地です。

夫婦二人のための住宅には、大きな窓とプライバシーの両立、内部空間では大きな吹き抜けがあり、明るく、家全体が繋がっているような広々とした空間と、プライベートな落ち着きのある空間が求められました。家の中心に大きな吹き抜けを設け、その壁に開けた窓から家中で起きる様々なシーンが見え隠れし、まるでかくれんぼをしているような楽しく変化のある風景が展開します。その窓は各々の空間の領域を保ちながら、それぞれをワンルームのように緩やかにつなぐ仕掛となっています。

カーポートの木戸を抜け玄関ドアを開けると正面に坪庭が迎えてくれます。明かりを抑えた玄関ホールからリビングダイニングキッチンへ入るとデッキテラスと大きな吹き抜けがあり、空間に明るさと広がりを与えています。また、通りの視線に考慮しテラスを壁で囲むことで内部空間の延長としても利用できます。中央には多目的な利用の出来る畳敷きの小上がり、キッチンカウンターの延長に家事コーナーがあります。更に、水周りを集約しキッチンから繋がる回遊性を持たせることで効率良い動線計画としています。勝手口を兼ね、隣地からの視線を遮る役割をもつテラスに面した浴室では外を眺めながら開放的なバスタイムを過ごすことが出来ます。

2階は主寝室とプライベートテラス、ご主人の書斎、予備室や大型ウォークインクローゼットを配置した家族のプライベート空間となっています。シンプルな箱型の形態をとりながら、外部と内部が多様に繋がる明るく伸びやかな空間を創出しています。


















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