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計画地は、東日本大震災で被災された方々のための代替地です。お客様が抽選で得た敷地は東側接道で、西南北側が宅地になっている場所でした。そこに住む家族のためのコンパクトで機能的な住宅が求められました。
計画当時は造成中で、たくさんの建物が同時に建つことが予想されたため、周辺にどのような建物が建つか想定しながら配置を決めていきました。半中庭を設けることで、周辺からの視線を遮りつつ開放的な空間を実現させています。また、共働きであることから家事にかける負担を減らすため、水回りを2階にまとめて洗濯・物干し・収納の家事動線をシンプルにしました。