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計画地は上杉通りに旗竿上に接する敷地にあり、大正時代に建てられた住宅の建て替え計画です。一人暮らしのオーナー住戸と近隣の都市化に呼応した高度利用策として、多様に活用できる賃貸住宅が以下の課題に対応するものとして計画されました。
・既存樹木の活用(製材を含む)
・既存敷石の活用
・雨水利用(地下貯留及び屋上貯留)
・屋上庭園(緑化)
・ソーラーパネル設置対応
・住戸以外にも使える多目的型賃貸空間SOHO
など、事業計画とのバランスを図りつつ、記憶の継承や環境問題、時系列で変化する市場環境への対応などの課題にこたえるため南面大開放を可能にする構造の工夫や設備のメンテナンスを考慮しています。