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大屋根の実験住宅
大屋根の実験住宅
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計画地は閑静な住宅街に位置している南側道路に面しています。将来的な2世帯住宅として、そしてDADAのモデルルームとしての活用を考えています。

来客用も含めて4~5台分の駐車スペースを確保し、残りの部分に建物を計画しました。建物の4割部分を南側の道路からの視線をカットするように壁で囲われた中庭としています。天井部分にランダムに開いた開口から植栽が見え隠れする印象的な外観が特徴です。

1階部分は将来的に両親がくることを踏まえた設計に。趣味室が玄関にもなり得るプランなので浴室のみを共有する間取りとしています。2階部分は子世帯スペース。1階部分は庭に広がりがある一方、2階は高さ方向に広がりを持たせています。どちらも南側はガラス面で構成されており面積以上の解放感があります。

仕上に関しては義父が大工ということもあり、大工工事が仕上工事にもなる仕様をチョイスしています。通常大工工事は下地工事までで仕上工事は外装屋さんや内装屋さんにバトンタッチします。大工という職人が仕上げる空間を体感してもらいたいという想いから室内の床・壁・天井はすべて北海道のカラマツ材を使用しています。外部の仕上も経年変化を実験できる浮造りの焼杉を施工してもらいます。

断熱材もウッドファイバーという残材や間伐材を利用している断熱材を採用しています。調湿や吸音はもちろん環境保全にもつながるエコ建材です。サッシについては中庭部分を木製トリプルガラス、その他を樹脂トリプルガラスとしています。機械換気システムを導入していますが中間期は自然通風で対応するように考えています。中庭部分に敷いた秋保石に打ち水することで気化熱によって周囲の温度よりも低い涼しい風が室内に流入します。2階床の一部をスノコ状にしているので天窓によるチムニー効果も相まって自然通風が期待できます。さらには天窓からの柔らかな光がスノコを通して1階まで届く設計になっています。

冷暖房は床下エアコンを採用しています。リビング部分をダウンフロアにすることで中庭と視線が合う仕掛けとともにスリットによる冷暖房効果も期待できます。また冷房時は床下から小屋裏に通しているダクトによって温度差移動を考慮しています。暖炉だけの利用でも十分な性能を担保しています。

照明計画についてはダウンライト、ブラケット、ペンダント、スポットライト、間接照明など様々な種類をご用意。外部の照明も大事な要素です。

設備についてはキッチンが2つあることからアイランド型とウォール型をご体感いただけます。浴室はハーフユニットを採用しているので壁や天井に石やタイル、木板も採用できる事例としています。太陽光も設置しているので日中の在宅時間が多い方は必見です。コロナ禍でリモートを行う方もタイムリーです。雨水タンクもあるので植栽や打ち水、さらには災害時にも有効活用できます。


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