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seven Rは、9人家族の2世帯住宅である。名前は7つの部屋という意味で名づけた。1階が親世帯、2階が子世帯となっている。
5人の子供たちに各一部屋、親夫婦、子夫婦それぞれの寝室があり、7つの寝室をつくった。部屋が多いため、部屋へアクセスする通路を共有のWCLとしている。
1階は、白と木の落ち着いた色合いとなっているが、2階は白い空間に複数の色をちりばめた仕上げとし、リビングから抜けた先にいろんな色が配置され、面白い空間となった。
計画地は、第一種低層住居専用地域で、建築条件の厳しい地域である。建蔽率や容積率に限度があるため東側道路面を一部跳ねだすことにより、2階部分の面積を大きくし、下部にできたスペースを駐車場とすることで、面積の有効利用につながった。