×
計画地は大曲中心から少し郊外に離れた自然豊かな場所に位置している。書籍をたくさん収納できるスペースや作業スペースなど通常の住宅にオフィスがくっついたような設計である。LDKの大きな空間を抜けると天井高3600mmの本棚に囲まれた回廊があらわれる。水廻りへの動線を兼ねた回廊はレベルを変えて寝室へとつながっていく。ここにも充分な量の書籍を収納できるワークスペースがあり、高床になっている寝室の下部には内外部双方から使用できる床下収納を配置している。2階からは屋外に出入りできる開口があり、さらにタラップによって屋根の上へと移動することができ、花火大会や冬の雪かきに利用することが出来る。