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アトリウムのある家
アトリウムのある家
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計画地は既成市街地内にある65坪ほどの平坦地で南側が1段高い坂道に面し、東側には約3mの擁壁の上に住宅が並ぶ住宅密集地にあります。

日当たりの確保と東側隣地からの視線に配慮して配置計画を進めました。建物を北側に寄せるのではなく、L型に配置することでまとまりのある外部空間を確保し、道路からの目隠し塀との間で家族がくつろぐ縁側と土間テラスを備えました。車寄せを兼ねた大きな差掛けの下からアプローチする玄関は建物中央を貫くアトリウム(吹き抜け空間)へとまっすぐつながります。アトリウムの東西に開いた大きな開口部とトップライトによって、建物中央に光りと風の通り道が出来、室内全体を明るく快適なものにしてくれます。

アトリウムを中心として各室がつながりを持ち、家族5人がそれぞれの場所に居ながらも気配の感じられる住まいになりました。



















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