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CASA115は、住宅街にある築24年のRC造、4階建の集合住宅である。老朽化によるメンテナンスに加え、外装のリノベーションを行った。建物は、北・東道路と接する角地にあり、さらに道路を挟んで北側の公園に面して空間が開けている為、北側ファードをメインに計画を行った。北側共用廊下に、断面寸法の異なる木材をルーバー状に取付け、見る角度によって奥が見えたり、見えなかったと、さまざまな表情を与えてくれる。単純な木ルーバーではなく、寸法や間隔を操作する手法で、単調なリノベーションに面白さと不思議さを付け加えることが出来た。