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昔から地域に根ざしたドラックストア形式で運営していた薬局の移転新築計画です。
全国チェーンのドラックストアの台頭で運営形式を徐々に変更し、現在のお客様は漢方薬メインの30~40歳の女性がメインになって来ました。
新店舗では以前から行ってきた生活用品や調剤はやめて、お客様のそれぞれの悩みを相談しながら漢方薬を処方する相談薬局となります。
敷地は既存店舗の南側に隣接して西側道路に面したほぼ正方形の土地です。
相談薬局であること、女性がメインであること、きわめてプライベートな相談を行うことなどから、プライバシーの重要度を3つに分類し、プライバシーの考え方と従業員の動線を考慮してプランを作成しました。
重要度「高」・・・完全個室
重要度「中」・・・半オープン
重要度「低」・・・オープン
また、将来太陽光パネルを設置する予定があったため、南下がりの勾配屋根を採用し、白い外壁に木を配置することで清潔感とやわらかさを持たせた外観としました。