×
計画地はJR名取駅と仙台空港アクセス鉄道の開業により開発の進む、りんくうタウンの間にある旧市街地内に位置しています。
近年、仙台都市圏では集合住宅が過剰に供給されており、1K・nLDKといったこれまでの画一的なスタイルの住宅が一般化されるなか、個性的な賃貸住宅をどのようにつくるかがテーマでした。
敷地の特性として、JR等の公共交通の利用も可能ですが、車の利用も不可欠です。この特性から、ガレージ付のトリプルメゾネット型の長屋建てとして計画することになりました。
1階のガレージは、車やバイク好きにはもちろん、様々な趣味を楽しむアトリエ的な空間利用も想定しており、2階はLDK又はSOHO、3階はプライベートな空間となっています。
事業計画の制約から、ローコスト化を図り、構造・設備・仕上の選定が行われ、工事の発注はCM方式で行いました。