2018.04.06
「立地か広さか?土地探しは優先順位の整理から!」
DADAの「家づくりコラム」始まりました。
これから少しずつ家づくりに関するお話を掲載していきたいと思います。
最初のトピックスは「土地」。
新築で家を建てよう!となったとき、まず必要なのが「土地」ですよね。
選び方・探し方のポイントは色々ありますが、今回は土地探しに必要な考え方をお話します。
●優先順位をつけましょう!
土地探しをする上で、まずは優先順位をつけることをオススメします。
あれもこれもと条件がてんこ盛りになってしまうと、それをクリアできる土地が見つからず、いつまでも決まらない…!ということになってしまいます。
また、多くの人が良い!と思うような条件の揃った土地はすぐに売れてしまうことも。
土地を決める時にはある程度のスピード感も大切なので、土地選びの軸を持っておくといいです。
以下、大きく2つの考え方があります。
1.立地を優先する
駅まで徒歩○分以内!のような条件が絶対に譲れない方は、立地が優先です。当然のことながら、立地が良い土地は、価格が高くなります。そのため立地を優先する場合は、ある程度の広さは妥協することが必要です。逆に言えば、狭い土地なら立地の良い場所でも予算内で土地を購入できる可能性が高まります。
2.広さを優先する
同じ価格でも立地をある程度妥協すれば、より広い土地が購入しやすくなります。広い庭がほしい・開けた場所に住みたい・大きな平屋を建てたい等といった希望がある方は、広さが優先になります。駅や学校の近くなど、街中であることにこだわりがなければ、郊外や山の方に目を向けてみると選択肢が広がります。
広くて立地も良くてしかも安い土地は、なかなかありません。ただ、立地(街中)・広さ(郊外)のどちらか2択ではなく、「立地」と「広さ」2つのパラメーターの間で、どちらをより優先するか考えてみてください。
●裏技!土地の形で価格が安くなる?
立地や環境、価格などの条件以外にも見てほしい部分があります。それはずばり「土地の形状」です。ハウスメーカーや工務店の住宅は、注文住宅とはいえある程度のパッケージがあります。そのため「正方形」や「長方形」などの整った形の土地を好みます。
それに対して設計事務所の家づくりは毎回フルオーダー。三角形や旗竿地などの不整形の土地や、間口が狭く奥に長いウナギの寝床、傾斜地なども嫌うことはありません。同じ広さ・立地でも整っていない土地の方が価格が安くなる傾向にあるので、実は狙い目なのです。
●注意!土地の面積=立てられる面積ではない
土地の面積すべてを使って建物を建てられるわけではありません。
土地にはそれぞれ「建蔽率(けんぺいりつ)」というものが定められています。
そのため、例えば建蔽率が50%の土地であれば、土地面積の半分までしか建物を建てられない!ということもあります。
また、土地の面積や建蔽率に余裕があっても、注意が必要です。
土地と接している道路の幅が狭かったり、周辺に崖地や擁壁があったりすると、建物を建てられない部分が出てくることもあります。
購入前に必ず専門家に見てもらい、土地の法規などをチェックしましょう。
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