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計画は、賃貸併用住宅であり、施主の住居部分の環境性を考えながらも賃貸住居を設け、収益性を得ることに対するバランスをヒアリングしながら行った。そのため、企画設計を行う際に、敷地に対しいくつかの配置や階数などのボリュームを検討し、収益性の高い計画より自邸の環境性を優先した計画とすることとなった。また、交通量や人通りの多い道路沿いに建つため道路側からのﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰを考慮するデザインを提案した。賃貸部は単身者用のワンルームから間仕切る事も可能な広めなワンルーム型のとなっている。仙台中心部へのアクセスの良い立地であるため、関東などからの転勤者などをターゲットにフレキシブル性のある大型ワンルームとすることで高額所得層の入居を見込んでいる。結果、高額な住戸から入居が決まり、完成前に大型の部屋はすべて決まる結果となった。
