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「DADA CUBE03」は、東日本大震災の影響により、計画地一帯の造成工事を行う中で、前敷地所有者から一画を(株)DADACUBEで取得することが決まり、隣地に建つDADAで設計監理を行った「ROW・HOUSE・SORA」や「五箱の家」などの建築と合わせ、計画を行った。すでに他の建築は設計が終わり着工間近であったため、「DADACUBE03」を周りに合わせる形で計画した。「五箱の家」以外は賃貸住宅で構成されていたため、外部空間を共有できるよな配置とし、お互いの敷地を行き来でき、通り抜ける路地のような道をつくった。さらにもう1棟集合住宅を建築予定であり、路地が増え、回遊性のある町が完成する。建物は、スキップフロアで構成されており、床下やロフトといった1400以下の空間が床面積以上の利用価値を生み、居住者それぞれが様々な使い道を生むだろう。また、西向き住戸の4戸は1階が外部に開けた作りとなっているため、住みながらお店や事務所などとして利用可能で、様々な活用を期待している。